Fedora 18
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仮想マシン作成#1
2013/01/22
 
ゲストOSをインストールして仮想マシンを作成します。ここではホストOSと同じ Fedora 18 をインストールしてみます。
[1] ここではネットワーク経由のテキストモードでインストールをすることにします。 直接コンソールからでも、リモートからPutty等のエミュレータ経由からでも実行できます。
また、デフォルトでは仮想マシンのイメージの保管場所(ストレージプール)は /var/lib/libvirt/images となっていますが、 ここでは別の場所に新たにストレージプールを作成して進めていくことにします。
[root@dlp ~]#
mkdir -p /var/kvm/images
# ストレージプールとするディレクトリ作成

[root@dlp ~]#
virt-install \
-n www \
-r 2048 \
-f /var/kvm/images/www.img \
-s 30 \
--vcpus=2 \
--os-type linux \
--os-variant=fedora18 \
--network bridge=br0 \
--nographics \
--location='http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/releases/18/Fedora/x86_64/os/' \
--extra-args='console=tty0 console=ttyS0,115200n8 serial'
Starting install...
# インストールが開始される
 
上で指定しているオプションの意味です。他にもいろいろあるので「man virt-install」で確認してみてください。
-n 仮想マシンの名前を指定
-r 仮想マシンのメモリ容量を指定
-f 仮想マシンのディスクの保管場所を指定 ( デフォルトは /var/lib/libvirt/images 配下 )
-s 仮想マシンのディスク容量を指定。単位はG
--vcpus=
仮想マシンの仮想CPU数を指定
--os-type
ゲストOSのタイプを指定
--network=
仮想マシンのネットワークタイプを指定。 ここではゲストOSにブリッジ接続させたいため、「--network bridge=br0」とした。 br0 はインストールの項の[2]で設定したブリッジインターフェースを指定している。 物理マシンがNICを複数枚もっていて、且つブリッジインターフェースを複数設定しており、仮想マシンからも同様に複数の ネットワークインターフェースを使いたい場合は、もう1行増やして「--network bridge=br1」のように複数行で指定する。
--nographics
グラフィクスを使わない
--location=
インストール元を指定
--extra-args=
インストール時にカーネルに渡すパラメータを指定
[2] 後はテキストモードでインストール作業をするだけです。テキストモードでも基本はGUIと変わらないのでインストール過程は割愛します。
インストールが完了すると、いつものように一旦再起動がかかり、以下のようにターミナル上にゲストOSのログインプロンプトが表示されます。
Fedora release 18 (Spherical Cow)
Kernel 3.6.10-4.fc18.x86_64 on an x86_64 (ttyS0)
localhost login:
# rootユーザーでログイン
Password:
[root@localhost ~]#
[3] ゲストOS側からホストOS側へのコンソールの切り替えは Ctrl + ] キーです。
ホストOS側からゲストOS側へのコンソールの切り替えは 「virsh console (ゲストの名前)」とコマンドをうちます。
[root@localhost ~]#
# Ctrl + ] キーを押す

[root@dlp ~]#
# ホスト側のコンソールに切り替わった
[root@dlp ~]#
virsh console www
# ゲストOS 'www' のコンソールに切り替え

Connected to domain www
Escape character is ^]
# Enterキーを押す
[root@localhost ~]#
# ゲスト側のコンソールに切り替わった
[4] テキストモードでインストールしたゲストOSは最小構成となっているので、 作成直後のクリーンな段階で、後々仮想マシンを増やす時用のテンプレートとして、ディスクイメージをコピーしておけば便利です。 テンプレートとしてとっておいたディスクイメージから新たな仮想マシンを作成する場合は次項を参照ください。
[root@localhost ~]#
# Ctrl + ] キー

[root@dlp ~]#
# ホスト側のコンソール
# インストール直後のクリーンな状態をテンプレートとしてコピーしておく

[root@dlp ~]#
virt-clone --original www --name template --file /var/kvm/images/template.img

Cloning www.img
| 20 GB 01:44
Clone 'template' created successfully.
[root@dlp ~]#
ll /var/kvm/images/template.img
 
# ディスクイメージ確認

-rwxr-xr-x 1 root root 32212254720 Jan 21 21:03 /var/kvm/images/template.img
[root@dlp ~]#
ll /etc/libvirt/qemu/template.xml
 
# 定義ファイル確認

-rw------- 1 root root 1740 Jan 21 21:02 /etc/libvirt/qemu/template.xml
[5] 後は、作成したゲストOSにホストOS側と同様にネットワーク等の基本的な初期設定をしておいてください。
[6] ストレージプールを新たに追加したので定義しておきます。
[root@dlp ~]#
mkdir /etc/libvirt/storage

[root@dlp ~]#
vi /etc/libvirt/storage/disk01.xml
 
# 新規作成

<pool type='dir'>
 
# 任意の名前

  <name>disk01</name>
  <capacity>0</capacity>
  <allocation>0</allocation>
  <available>0</available>
  <source>
  </source>
  <target>
   
# ディレクトリ指定

    <path>/var/kvm/images</path>
    <permissions>
        <mode>0700</mode>
        <owner>-1</owner>
        <group>-1</group>
    </permissions>
  </target>
</pool>
# プールを定義

[root@dlp ~]#
virsh pool-define /etc/libvirt/storage/disk01.xml

Pool disk01 defined from /etc/libvirt/storage/disk01.xml
# プールを起動

[root@dlp ~]#
virsh pool-start disk01

Pool disk01 started
# 自動起動の設定

[root@dlp ~]#
virsh pool-autostart disk01

Pool disk01 marked as autostarted
# プールリストを表示して状態確認

[root@dlp ~]#
virsh pool-list

Name
State
Autostart

-----------------------------------------
disk01
active
yes
# 個別に表示して状態確認

[root@dlp ~]#
virsh pool-info disk01

Name:           disk01
UUID:           a728f7c5-ad7d-9253-02fa-9e0652c8178c
State:          running
Persistent:     yes
Autostart:      yes
Capacity:       49.22 GiB
Allocation:     4.43 GiB
Available:      44.79 GiB
 
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