Fedora 14
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SPICEサーバー
2010/11/16
  Red Hatのデスクトップ仮想化 SPICE ( Simple Protocol for Independent Computing Environment ) をインストールし、 仮想マシンにリモート接続できるようにします。 VNCのように接続先ホストが待ち受けるのではなく、KVMホスト側で仮想マシンへの接続を待ち受けるため、 接続先の仮想マシンのネットワークはつながっていなくとも、KVMホストさえネットワークにつながっていれば仮想マシンへリモート接続できます。

[1] まずは必要なもののインストールです。
[root@dlp ~]#
yum -y install spice-protocol spice-server

[2] 既存の仮想マシンをSPICE対応で起動できるようにシェルスクリプトを作成しておきます。
[root@dlp ~]#
vi /usr/local/bin/qemu-spice


# 以下の内容で新規作成

#!/bin/bash

exec /usr/bin/qemu-kvm $* \
-vga qxl \
-spice port=5930,disable-ticketing


[root@dlp ~]#
chmod 755 /usr/local/bin/qemu-spice
[3] 既存の仮想マシンのxmlファイルを編集してSPICE対応で起動します。 当サイトの仮想マシン作成例だとグラフィクスなしで作成しているため以下の変更のみでOKですが、 グラフィクスありで作成した場合は、xmlファイル中の、<graphics>~ と <video>~ のセクションを削除してください。
[root@dlp ~]#
vi /etc/libvirt/qemu/www.xml


# emulator変更

<emulator>
/usr/local/bin/qemu-spice
</emulator>

# 「slot='0x02'」となっている箇所があれば、適当に空いている数字に変えて'0x02'は空けておく(qxlが使用するため)

<address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='
0x05
' function='0x0'/>

[root@dlp ~]#
virsh define /etc/libvirt/qemu/www.xml
# 変更を反映

Domain www defined from /etc/libvirt/qemu/www.xml
[root@dlp ~]#
virsh start www
# 仮想マシン起動

Domain www started
[4] 仮想マシンをGUIで使う場合は、仮想マシン内にQXLのドライバを入れておいてください。
[root@mail ~]#
yum -y install xorg-x11-drv-qxl

[5] 以上でSPICE対応での仮想マシン起動は完了です。SPICEクライアントからの接続は次項を参照ください

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