フルアクセスの共有フォルダ作成2015/05/13 |
Samba によるファイルサーバーの構築です。
例として、LAN 内の誰もが読み書きできて、且つ、ユーザー認証を必要としないフルアクセスの共有フォルダを設定します。
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[1] | Samba をインストールします。 |
root@smb:~# aptitude -y install samba |
[2] | Samba の設定です。 |
root@smb:~# mkdir /home/share root@smb:~# chmod 777 /home/share
root@smb:~#
vi /etc/samba/smb.conf # 25行目:以下2行追記 unix charset = UTF-8
dos charset = CP932 # 30行目:必要があれば変更 (Windows側に合わせる) workgroup = WORKGROUP
# 48行目:コメント解除しアクセス許可IP追記 interfaces = 127.0.0.0/8 10.0.0.0/24
# 55行目:コメント解除 bind interfaces only = yes # 60行目:追記 (認証なし) map to guest = Bad User
# 最終行に追記 [Share]
# テキトーに好きな名前指定 path = /home/share # 共有フォルダ指定 writable = yes # 書き込みOK guest ok = yes # ゲストユーザーOK guest only = yes # 全てゲストとして扱う create mode = 0777 # フルアクセスでファイル作成 directory mode = 0777 # フルアクセスでフォルダ作成 share modes = yes # 複数人が同一ファイルに同時アクセス時に警告 systemctl restart smbd |
[3] | クライアント側の設定です。Windows 8.1 を例にします。 エクスプローラを開き、以下のように「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。 |
[4] | 画面の例にも書いてありますが、フォルダの欄に「\\サーバー名\共有フォルダ名」と指定します。 ここでの設定例だとサーバーのホスト名が 'smb.srv.world', 共有名は [1] の Samba の設定ファイルで追記した '[Share]' の部分なので 以下のように入力します。入力したら「完了」ボタンをクリックします。 |
[5] | 共有フォルダへアクセスできました。LAN内であればギガビットの速度を活かすことができます。 |
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