Perl を利用する2014/08/25 |
Perl スクリプトを CGI として利用できるよう設定します。
|
|
[1] | Perl をインストールします。 |
[root@www ~]# yum -y install perl perl-CGI
|
[2] | CGI の実行はデフォルトで「/var/www/cgi-bin/」配下で許可されています。 よって、例えば「/var/www/cgi-bin/index.cgi」スクリプトを作成して配置することで、「http://(httpd サーバー)/cgi-bin/index.cgi」へアクセス可能となります。 なお、当該設定は「/var/www/cgi-bin/」配下のファイルを全て CGI と扱うため、CGI 以外のファイルは表示不可です。 |
# 以下の設定により /var/www/cgi-bin/ 配下では CGI の実行が許可されている [root@www ~]# grep -n "^ *ScriptAlias" /etc/httpd/conf/httpd.conf 247: ScriptAlias /cgi-bin/ "/var/www/cgi-bin/" |
[3] | 上記デフォルト以外のディレクトリで CGI の実行を許可する場合は以下のように設定します。 例として、「/var/www/html/cgi-enabled」配下で CGI の実行を許可します。なお、CGI として扱う拡張子を指定しているため、html 等も配置可能です。 |
[root@www ~]#
vi /etc/httpd/conf.d/cgi-enabled.conf # 新規作成 # 拡張子 cgi および pl を CGI として扱う <Directory "/var/www/html/cgi-enabled"> Options +ExecCGI AddHandler cgi-script .cgi .pl </Directory> /etc/rc.d/init.d/httpd restart |
[4] | SELinux を有効にしている場合で、[3] のようにデフォルト以外の場所で CGI を許可する場合は、ポリシーの許可設定が必要です。 |
[root@www ~]# semanage fcontext -a -t httpd_sys_script_exec_t /var/www/html/cgi-enabled [root@www ~]# restorecon /var/www/html/cgi-enabled
|
[5] | CGI を許可したディレクトリ配下に CGIテストページを作成して動作確認をします。任意のクライアントで Web ブラウザを起動し、以下のように作成したテストページにアクセスできれば OK です。 |
[root@www ~]#
vi /var/www/html/cgi-enabled/index.cgi #!/usr/bin/perl print "Content-type: text/html\n\n"; print "<html>\n<body>\n"; print "<div style=\"width: 100%; font-size: 40px; font-weight: bold; text-align: center;\">\n"; print "CGI Test Page"; print "\n</div>\n"; print "</body>\n</html>\n"; chmod 705 /var/www/html/cgi-enabled/index.cgi |
Sponsored Link |
|