Ubuntu 12.04
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SSLの設定2012/05/14

 
パスワード漏洩の危険性を低減するためにSSL通信ができるよう設定しておきます。
[1]
まずはこちらを参照してSSL証明書を作成しておきます。
[2] Postfix と Dovecot の設定です。
root@mail:~#
vi /etc/postfix/main.cf
# 最終行: 以下4行追記

smtpd_use_tls = yes
smtpd_tls_cert_file = /etc/ssl/private/server.crt
smtpd_tls_key_file = /etc/ssl/private/server.key
smtpd_tls_session_cache_database = btree:${data_directory}/smtpd_scache
root@mail:~#
vi /etc/postfix/master.cf
# 22-24行目-以下コメント解除

smtps     inet  n       -       -       -       -       smtpd
  -o syslog_name=postfix/smtps
  -o smtpd_tls_wrappermode=yes

root@mail:~#
vi /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf
# 6行目:コメント解除

ssl = yes
# 12,13行目:証明書/鍵ファイル指定

ssl_cert = <
/etc/ssl/private/server.crt

ssl_key = <
/etc/ssl/private/server.key
root@mail:~#
service postfix restart

 * Stopping Postfix Mail Transport Agent postfix
   ...done.
 * Starting Postfix Mail Transport Agent postfix
   ...done.
root@mail:~#
service dovecot restart

dovecot stop/waiting
dovecot start/running, process 1518
  ルーターの設定で465番ポートと993番ポート(IMAP)、または995番ポート(POP)を通すようにします。
クライアント側の設定も変更になります。Windows Live メール の場合、以下のように メールアカウントのプロパティを開き設定をしてやります。以下の例はIMAPの場合ですが、 POPの場合は受信メールの欄に995を入力します。
  設定をして送受信をすると、クライアントPCに作成した独自証明書がインストールされていないため、 以下のような警告画面がでます。毎回以下のような画面が出るのはかなり煩わしいので、独自証明書をFTPなりHTTPなりで クライアントPCに持ってきてインストールしておけばよいでしょう。
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