Scientific Linux 6
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Cups - クライアントPCの設定2011/06/28

 
クライアントPC側の設定をしてネットワークプリンタを利用できるようにします。 クライアントPCとして、Windows はドライバのインストール時に設定も自動で行ってくれるものが多く、 あまり迷うところがないので、ここではデスクトップ環境導入済みの Scientific Linux 6 クライアントを例としてみます。
[1]
まずは、お使いのプリンタの Linux 用ドライバをダウンロードしてインストールしてください。 ここは各々のメーカーサイトを参照してください。 ちなみに Epsonプリンタであれば アヴァシス社から大方のモデルのLinux用ドライバが提供されています。 Canonプリンタであれば Canon社から提供されています。
[2] クライアント側にも Cups をインストールします。
[root@local ~]#
yum -y install cups
[root@local ~]#
/etc/rc.d/init.d/cups start

Starting cups:   [ OK ]
[root@local ~]#
chkconfig cups on

[3] サーバー側の設定とあまり変わらないですが、 Webブラウザで「https://(ホスト名またはIPアドレス):631/」にアクセスし、「管理者向け」の列の「プリンターとクラスの追加」をクリックします。
[4] 「プリンタの追加」ボタンをクリックします。
[5] 「インターネット印刷プロトコル(http)」を選択して次へ進みます。
[6] プリンタの場所を指定します。「http://(サーバーのホスト名またはIPアドレス):631/printers/(プリンタの名前)」です。
[7] 名前や説明等を入力します。適当でよいです。
[8] モデルを選択します。サーバー側ではサーバーローカルから印刷しないのであれば、ここでは適当でもよかったですが、 クライアント側は印刷をするのできちんと設定します。 比較的新しいプリンタだとリストには出てこないので、[1]でダウンロードしてインストールしたドライバを選択します。 下の方の参照(Browse)ボタンをクリックし、インストールしたドライバを選択してください。 ちなみに筆者の Epson EP903A の場合、/opt/epson-inkjet-printer-201102w/ppds/Epson 配下にある Epson-Stylus_Photo_R2000-epson-driver.ppd.gz でした。
[9] デフォルトオプションを選択します。
[10] 設定終了です。
[11] しばらく放っておくと自動的に以下の画面になります。ここで左上のセレクトボックスから「Print Test Page」を選択してテストページを印刷してみてください。
[12] 以下のようなテストページが印刷されれば設定完了です。
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