初期設定 : ファイアウォール2019/11/04 |
[1] | ファイアウォールサービスの現在の状態は以下のようにして確認できます。(デフォルトは有効) |
[root@localhost ~]# systemctl status firewalld ● firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled; vendor p> Active: active (running) since Mon 2019-11-03 23:19:32 JST; 3min 6s ago Docs: man:firewalld(1) Main PID: 758 (firewalld) Tasks: 2 (limit: 4675) Memory: 34.9M CPU: 564ms CGroup: /system.slice/firewalld.service └─758 /usr/bin/python3 /usr/sbin/firewalld --nofork --nopid Nov 03 23:19:31 localhost.localdomain systemd[1]: Starting firewalld - dynamic > Nov 03 23:19:32 localhost.localdomain systemd[1]: Started firewalld - dynamic f> # Active: active (running) *** の状態は稼働中 |
[2] |
ファイアウォールサービスを利用する場合、デフォルトではインバウンド通信はほぼ許可されていないため、
サーバーに設定/公開するサービス/アプリケーションに応じて、許可の設定が必要になります。
ファイアウォールサービスの基本的な操作/設定方法はこちらを参照ください (CentOS 8)。 なお、当サイトの Fedora 31 設定例は、全て、ファイアウォールサービス稼働中の環境を前提としていますので、各ページには必要に応じて許可設定を記載しています。 |
[3] | もし、自身のネットワーク内で、設定対象とするサーバーの上位にファイアウォール機器が設置されており、 サーバー側ではファイアウォールサービスは必要ないといった場合は、以下のようにして停止可能です。 |
# 自動起動設定を無効にする [root@localhost ~]# systemctl disable firewalld Removed /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/firewalld.service. Removed /etc/systemd/system/dbus-org.fedoraproject.FirewallD1.service. |
初期設定 : SELinux
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[4] | SELinux (Security-Enhanced Linux) の現在の状態は以下のようにして確認できます。(デフォルトは有効) |
[root@localhost ~]# getenforce
Enforcing # SELinux は有効な状態
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[5] |
SELinux を利用する場合、通常の Linux アクセス権の設定は問題なくとも、SELinux
のアクセス制御によってアクセスが拒否され、サービス/アプリケーションが期待通りの動作をしないといった場合が発生します。
そのため、サーバーに設定/公開するサービス/アプリケーションによっては、SELinux ポリシーに対して、手動でのアクセス許可の設定が必要になる場合があります。
SELinux の基本的な操作/設定方法はこちらを参照ください (CentOS 8)。 なお、当サイトの Fedora 31 設定例は、全て、[SELinux = Enforcing] の環境を前提としていますので、各ページには必要に応じて許可設定を記載しています。 |
[6] | もし、設定対象とするサーバーが安全な社内のみの利用である等の理由で SELinux を無効にしたいといった場合は、以下のように設定して無効化できます。 |
[root@localhost ~]#
vi /etc/selinux/config # This file controls the state of SELinux on the system. # SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced. # permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - No SELinux policy is loaded. # 必要に応じて下行を変更 # enforcing ⇒ 有効 # disabled ⇒ 無効 # permissive ⇒ 有効だがロギングのみでアクセス拒否はされない SELINUX=disabled # SELINUXTYPE= can take one of these two values: # targeted - Targeted processes are protected, # minimum - Modification of targeted policy. Only selected processes are protected. # mls - Multi Level Security protection. SELINUXTYPE=targeted # 再起動して変更を有効にする [root@localhost ~]# |
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