KVM をネストする2015/06/02 |
KVM ゲスト上に KVM をインストールして仮想マシンを作成できるようにします。
KVMの入れ子により、より少ない物理マシンでより多くのアプリケーションテストができるようになります。 |
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[1] | まずは、KVM のネストを有効にしておきます。 |
[root@dlp ~]#
vi /etc/modprobe.d/kvm-nested.conf # 新規作成
options kvm_intel nested=1
modprobe -r kvm_intel # 一旦アンロード [root@dlp ~]# modprobe kvm_intel # ロードし直す [root@dlp ~]# cat /sys/module/kvm_intel/parameters/nested Y # 有効になった |
[2] | 搭載しているCPUのモデルを調べておきます。 |
[root@dlp ~]# virsh capabilities | egrep "/model|/vendor" <model>SandyBridge</model> # CPUモデル <vendor>Intel</vendor> # CPUベンダー <model>none</model> <model>dac</model> |
[3] | 既存の仮想マシンに以下のような設定を加えてください。
これでゲスト上でもKVMインストール/仮想マシンの作成ができるようなります。 |
# 仮想マシン「fedora22」の設定編集 [root@dlp ~]# virsh edit fedora22 # 適用な箇所に以下を追記する
<cpu mode='custom' match='exact'>
# [2]で調べたCPUモデル <model fallback='allow'>SandyBridge</model> # [2]で調べたCPUベンダー <vendor>Intel</vendor> <feature policy='require' name='vmx'/> </cpu> |
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