Fedora 19
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KVM をネストする2013/07/03

 
KVM ゲスト上に KVM をインストールして仮想マシンを作成できるようにします。
KVMの入れ子により、より少ない物理マシンでより多くのアプリケーションテストができるようになります。
[1] まずは、KVM のネストを有効にしておきます。
[root@dlp ~]#
vi /etc/modprobe.d/kvm-nested.conf
# 新規作成

options kvm_intel nested=1
[root@dlp ~]#
modprobe -r kvm_intel
# 一旦アンロード

[root@dlp ~]#
modprobe kvm_intel
# ロードし直す

[root@dlp ~]#
cat /sys/module/kvm_intel/parameters/nested

Y
# 有効になった

[2] 搭載しているCPUのモデルを調べておきます。
[root@dlp ~]#
virsh capabilities | egrep "/model|/vendor"

<model>SandyBridge</model>
# CPUモデル

<vendor>Intel</vendor>
# CPUベンダー

<model>none</model>
<model>dac</model>
[3] 既存の仮想マシンに以下のような設定を加えてください。 これでゲスト上でもKVMインストール/仮想マシンの作成ができるようなります。
[root@dlp ~]#
virsh edit www
# 仮想マシン「www」の設定編集
# 適用な箇所に以下を追記する

<cpu mode='custom' match='exact'>
 
# [2]で調べたCPUモデル

  <model fallback='allow'>SandyBridge</model>
 
# [2]で調べたCPUベンダー

  <vendor>Intel</vendor>
  <feature policy='require' name='vmx'/>
</cpu>
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