Fedora 16
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鍵認証でログイン2011/11/09

 
クライアント用に秘密鍵、サーバー用に公開鍵を作成し、鍵認証でログインできるようにします。
[1] Puttyの本家サイト より 「puttygen.exe」 をダウンロードしてきます。
[2] インストールして(解凍して)、puttygen.exe を Putty と同じフォルダにいれ、実行すると下記のような画面がでます。 「Generate」ボタンをクリックして公開鍵/秘密鍵を作成します。
 
[3] マウスを動かしているとバーが進むのでいっぱいになるまで動かし続けます。
 
[4] 完了すると以下の画面になります。次に「Key passphrase」、「Confirm passphrase」の欄に設定したいパスフレーズを入力します。 入力後は下の方にある「Save public key」および「Save private key」をクリックして、Putty本体と同じフォルダに任意の名前で保存します。 とりあえずここでは「public_key」、「private_key」という名前で保存することにします。
 
[5] 保存した「public_key」の方をテキストエディタで開くと以下のようになっています。
 
  これを、以下のように、1行目と最終行は削除し、2行目は「ssh-rsa 」に差し替え、さらに他の行の改行は全て取り除いて1行にします。
「ssh-rsa xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx==」
 
[6] 上で整形した「public_key」を鍵認証したいユーザーでサーバーにログインし以下のように登録します。
[fedora@dlp ~]$
mkdir .ssh

[fedora@dlp ~]$
chmod 700 .ssh

[fedora@dlp ~]$
cd .ssh

[fedora@dlp .ssh]$
vi authorized_keys
# このファイルの中身へクライアント側で整形した「public_key」をコピペする。

ssh-rsa xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx==
[fedora@dlp .ssh]$
chmod 600 authorized_keys

[fedora@dlp .ssh]$
su -

Password:
[root@dlp ~]#
vi /etc/ssh/sshd_config
# 64行目:パスワード認証不可に変更

PasswordAuthentication
no
[root@dlp ~]#
systemctl restart sshd.service

[7] Putty 本体を起動し、下記画面のように、「認証」の欄で、作成した「private_key」ファイルを選択します。
 
[8] 接続するホストのIPアドレスを入力し、「保存」したあと、「開く」で接続します。
 
[9] 鍵を作成したユーザーでログインしようとすると、以下のようにパスフレーズを求められ、 設定したパスフレーズを入力するとログインできます。
 
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