Debian 11 Bullseye
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BIND : ゾーンファイルの設定2021/08/18

 
[named.conf] で定義した各ゾーン用に、設定ファイルを作成します。
ネットワークやドメイン名は、適宜、自身の環境に読み替えてください。
[1] ホスト名から IP アドレスを解決する、正引き情報のゾーンファイルを作成します。
下例は、ローカルネットワーク [10.0.0.0/24], ドメイン名 [srv.world] の環境の場合の設定です。
自身のドメイン名や IP アドレスに置き換えてください。
root@dlp:~#
vi /etc/bind/srv.world.lan
$TTL 86400
@   IN  SOA     dlp.srv.world. root.srv.world. (
        # シリアル番号は任意の数値で OK
        # 管理上の推奨は [YYYYMMDDnn] (更新日付 + 連番)
        2021081801  ;Serial
        3600        ;Refresh
        1800        ;Retry
        604800      ;Expire
        86400       ;Minimum TTL
)
        # ネームサーバーを定義
        IN  NS      dlp.srv.world.
        # ネームサーバーの IP アドレス
        IN  A       10.0.0.30
        # 使用するメールサーバーを定義
        IN  MX 10   dlp.srv.world.

# ホスト名に関連付ける IP アドレスを定義
dlp     IN  A       10.0.0.30
www     IN  A       10.0.0.31
[2] IP アドレスからホスト名を解決する、逆引き情報のゾーンファイルを作成します。
下例は、ローカルネットワーク [10.0.0.0/24], ドメイン名 [srv.world] の環境の場合の設定です。
自身のドメイン名や IP アドレスに置き換えてください。
root@dlp:~#
vi /etc/bind/0.0.10.db
$TTL 86400
@   IN  SOA     dlp.srv.world. root.srv.world. (
        2021081801  ;Serial
        3600        ;Refresh
        1800        ;Retry
        604800      ;Expire
        86400       ;Minimum TTL
)
        # ネームサーバーを定義
        IN  NS      dlp.srv.world.

# IP アドレスに関連付けるホスト名を定義
30      IN  PTR     dlp.srv.world.
31      IN  PTR     www.srv.world.
[3]
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