CentOS Stream 8
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Redis 5 : インストール2021/05/28

 
インメモリー キーバリューストア型データベース Redis をインストールします。
[1] Redis をインストールします。
[root@www ~]#
dnf module -y install redis:5
[2] Redis の基本的な設定です。
[root@www ~]#
vi /etc/redis.conf
# 69行目 : リスンするインターフェース

# デフォルトはローカルホストのみ

# 他ホストからも利用する場合は特定のネットワーク I/F に割り当てている IP に変更

# 全てリスンする場合は [0.0.0.0] を指定

bind 127.0.0.1
# 92行目 : 待ち受けポート

port 6379
# 136行目 : デーモンの設定

# デフォルトは [no]

# サービスとして起動する場合は [yes] に変更

daemonize no
# 186行目 : データベースの個数

# データベース ID は 0 から割り当てられ

# (指定した値 - 1) の数のデータベースが利用可能となる

databases 16
# 218行目 : スナップショット取得間隔を設定

# 定期的にメモリ上に保持しているデータをディスクに保存する設定

# 以下のデフォルト設定の意味は下記の通り

# 少なくとも 一つのキーが変更された場合は 900秒後にスナップショット取得

# 少なくとも 十個 (回) のキーが変更された場合は 300秒後にスナップショット取得

# 少なくとも 一万個 (回) のキーが変更された場合は 60秒後にスナップショット取得

# スナップショット取得をしない場合は [save] 行を全てコメント化 または [save ""] を指定

save 900 1
save 300 10
save 60 10000
# 508行目 : クライアントからの接続パスワードを設定

requirepass password
# 699行目 : データ更新の際は常にディスクに保存する設定 ( [yes] で有効化 )

# 有効化するとデータは永続化されるがパフォーマンスは低下する

appendonly no
# 729行目 : appendonly を有効化した場合の書き込みのタイミング

# always=常に, everysec=毎秒毎, no=fsyncしない ( OS に任せる )

# appendfsync always
appendfsync everysec
# appendfsync no
# デーモン化する場合は起動

[root@www ~]#
systemctl enable --now redis

[3] Firewalld を有効にしている場合、且つ Redis サービスとして起動して他ホストからも利用する場合は、サービスの許可が必要です。
[root@www ~]#
firewall-cmd --add-service=redis --permanent

success
[root@www ~]#
firewall-cmd --reload

success
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