CentOS 6
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SPICEサーバー
2014/08/03
 
Red Hatのデスクトップ仮想化 SPICE ( Simple Protocol for Independent Computing Environment ) をインストールし、仮想マシンにリモート接続できるようにします。 VNC のように接続先ホストが待ち受けるのではなく、KVM ホスト側で仮想マシンへの接続を待ち受けるため、接続先の仮想マシンのネットワークはつながっていなくとも、KVM ホストさえネットワークにつながっていれば仮想マシンへリモート接続できます。
まずは KVM ホスト側で仮想マシンがSPICE対応で起動できるように設定します。
[1] 以下の spice-server は KVM をインストールした際に一緒にインストールされていますが、もしインストールされていない場合は、以下のようにしてインストールしてください。
[root@dlp ~]#
yum -y install spice-server

[2] 既存の仮想マシンの xml ファイルを編集して SPICE 対応で起動します。 当サイトの仮想マシン作成例だとグラフィクスなしで作成しているため以下の変更のみで OK ですが、グラフィクスありで作成した場合は、xml ファイル中の、<graphics>~ と <video>~ のセクションは削除して以下の変更をしてください。
[root@dlp ~]#
virsh edit www
   
# 仮想マシン「www」の設定編集
<domain type='kvm'>
  <name>www</name>
  <uuid>3930e834-1bef-ba7e-9bc2-aaf2ff5cc359</uuid>
  <memory unit='KiB'>8491456</memory>
  <currentMemory unit='KiB'>8491456</currentMemory>
  <vcpu placement='static'>4</vcpu>
  .
  .
  .
     
# 適当に下の方に以下を追記

     
# passwd=*** は任意のパスワードを設定

     
# sound セクションの slot='0x06' は他と重複しない番号を指定

     
# video セクションの slot='0x02' はグラフィックス用の固定値

    <graphics type='spice' port='5900' autoport='no' listen='0.0.0.0' passwd='password'>
      <listen type='address' address='0.0.0.0'/>
    </graphics>
    <sound model='ac97'>
      <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x06' function='0x0'/>
    </sound>
    <video>
      <model type='qxl' ram='65536' vram='32768' heads='1'/>
      <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x02' function='0x0'/>
    </video>
    <memballoon model='virtio'>
      <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x05' function='0x0'/>
    </memballoon>
  </devices>
</domain>

Domain www XML configuration edited.
[root@dlp ~]#
virsh start www
   
# 仮想マシン起動

Domain www started
[3]
以上でSPICE対応での仮想マシン起動は完了です。SPICEクライアントからの接続は次項を参照ください
[4] ちなみに、仮想マシン作成時からSPICEを有効にしたいのであれば、以下のように指定します。 WindowsのようにインストールにGUIが必須なOSをインストールする際に、KVMホストマシンにGUI環境を構築しなくとも、 SPICE有効で起動すれば、ホストマシンにGUI環境がなくともインストールできます。
[root@dlp ~]#
virt-install \
--name Win2k12R2 \
--ram 4096 \
--disk path=/var/kvm/images/Win2k12R2.img,size=80 \
--vcpus=2 \
--os-type windows \
--os-variant=win2k8 \
--network bridge=br0 \
--graphics spice,listen=0.0.0.0,password=password \
--video qxl \
--cdrom /tmp/X64FRE_SERVER_EVAL_JA-JP-IRM_SSS_X64FREE_JA-JP_DV5.ISO
  以下のようにクライアントマシンからSPICE接続でGUIインストールできます。
 
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