CentOS 5
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DHCPサーバ-2015/01/13

 
DHCP ( Dynamic Host Configuration Protocol ) サーバーを構築し、 LAN内のクライアントにIPアドレスの自動割当を行えるようにします。 LAN内にDHCP機能を有効にしたルーター等がいる場合は無効にしておく必要があります。
[1] DHCPのインストールと設定
[root@dlp ~]#
yum -y install dhcp

[root@dlp ~]#
cp -f /usr/share/doc/dhcp*/dhcpd.conf.sample /etc/dhcpd.conf

[root@dlp ~]#
vi /etc/dhcpd.conf
# 4行目:自ネットワークとサブネットマスク指定

subnet
10.0.0.0
 netmask
255.255.255.0
 {
# 7行目:デフォルトゲートウェイ指定

option routers
10.0.0.1
;
# 8行目:サブネットマスク指定

option subnet-mask
255.255.255.0
;
# 10行目:NISを使っている場合はドメイン名指定
# 使ってない場合はコメントにする

option nis-domain
"srv.world"
;
# 11行目:ドメイン名指定。

option domain-name
"srv.world"
;
# 12行目:ネームサーバーのIPアドレス指定。

option domain-name-servers    
10.0.0.30
;
# 14行目:コメント化

#
option time-offset
-18000;
# 21行目:クライアントに割り当てるIPの範囲指定

range dynamic-bootp
10.0.0.200 10.0.0.254
;
# 22行目:デフォルトの貸し出し期間

default-lease-time
21600
;
# 23行目:最大貸し出し期間

max-lease-time
43200
;
# 26-30行目:以下5行、コメント化

#
host ns {

#
next-server marvin.redhat.com;

#
hardware ethernet 12:34:56:78:AB:CD;

#
fixed-address 207.175.42.254;

#
}
[root@dlp ~]#
/etc/rc.d/init.d/dhcpd start

Starting dhcpd:     [  OK  ]
[root@dlp ~]#
chkconfig dhcpd on
[2] DHCPクライアントの設定です。Windows 7 を例にします。
「ネットワーク接続」を開き、設定したいネットワークのアイコンを右クリックし「プロパティ」を選択して以下の画面を出し、 以下のように「インターネットプロトコル」を選択した状態で、右下のプロパティボタンをクリックします。
[3] 以下のようにチェックを入れOKします。すると、ネットワークの再設定になり、IPアドレスの自動取得が始まります。
[4] ネットワークの再設定が終了し、状態を見てみると以下のようにIPアドレスが自動取得されています。
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