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SQL Server 2019 : システムデータベース2020/01/30

 
SQL Server のインスタンスには複数のデータベースが作成可能で、データベースの種類を大別すると、システムデータベースとユーザーデータベースがあります。
ユーザーデータベースはその名の通り、ユーザー自身が作成するユーザー定義のデータベースです。
システムデータベースは、インスタンスをインストールすると自動的に作成されるシステム用のデータベースで、以下の5種類があります。 (隠しデータベースがあるため画面上では 4種類のみの表示となっている)
それぞれ、初期サイズが 5Mbytes ~ 17Mbytes 程度の小さなデータベースで、単一のデータファイルと単一のトランザクションログファイルで構成されます。
システムデータベース 説明
master SQL Server のインスタンスレベルのオブジェクトやシステム情報等を格納
msdb 警告やジョブ、スケジュールの設定情報、履歴情報、バックアップ情報、SQL Serverエージェントサービスが使用するデータ等を格納
model ユーザーデータベース作成時のテンプレートとして使用されるデータベース
tempdb 一時オブジェクトの格納や作業領域として使用されるデータベース
resource システムオブジェクトが格納される読み取り専用の隠しデータベース(管理ツールでは非表示)

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