Ubuntu 20.04
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OpenStack Xena : Horizon 設定2021/10/07

 
OpenStack Dashboard Service(Horizon)をインストールします。
Dashboard により、Web ベース GUI で操作ができるようになります。
[1] Horizon をインストールします。
root@dlp ~(keystone)#
apt -y install openstack-dashboard
[2] Horizon の設定をします。
root@dlp ~(keystone)#
vi /etc/openstack-dashboard/local_settings.py
# 99行目 : Memcache サーバーを指定

CACHES = {
    'default': {
        'BACKEND': 'django.core.cache.backends.memcached.MemcachedCache',
        'LOCATION': '10.0.0.30:11211',
    },
}

# 113行目 : 追記

SESSION_ENGINE = "django.contrib.sessions.backends.cache"
# 126行目 : Openstack ホストを指定

# 127行目 : コメントにして、その下に Keystone ホストの URL を追記

OPENSTACK_HOST = "
10.0.0.30
"
#
OPENSTACK_KEYSTONE_URL = "http://%s/identity/v3" % OPENSTACK_HOST
OPENSTACK_KEYSTONE_URL = "http://10.0.0.30:5000/v3"
# 131行目 : 自身のタイムゾーンに変更

TIME_ZONE = "
Asia/Tokyo
"
# 最終行に追記

OPENSTACK_KEYSTONE_MULTIDOMAIN_SUPPORT = True
OPENSTACK_KEYSTONE_DEFAULT_DOMAIN = 'Default'

root@dlp ~(keystone)#
systemctl restart apache2
# 一般ユーザーに Dashboard 上からインスタンスの詳細やコンソールアクセスを許可する場合は以下も設定

root@dlp ~(keystone)#
vi /etc/nova/policy.json
# 新規作成

# デフォルトは [rule:system_admin_api] のため管理ユーザーしかアクセスできない

{
  "os_compute_api:os-extended-server-attributes": "rule:admin_or_owner",
}

root@dlp ~(keystone)#
chgrp nova /etc/nova/policy.json

root@dlp ~(keystone)#
chmod 640 /etc/nova/policy.json

root@dlp ~(keystone)#
systemctl restart nova-api
[3]
任意のホストで Web ブラウザを起動し、以下の URL にアクセスします。
⇒ http://(サーバーのホスト名 または IP アドレス)/horizon/
アクセスするとログイン画面が表示され、Keystone に登録した任意のユーザーとパスワードで認証可能です。 keystone ブートストラップ 時に設定した admin ユーザーでログインすると全ての管理操作が可能です。 一般ユーザーでログインした場合は、自身が所有するインスタンス等の管理操作ができます。
[4] ログインすると以下のような画面になります。ここから Web GUI で様々な操作をすることができます。
[5] インスタンスにアクセスするには、左メニューの [Instances] をクリックします。 すると右ペインにインスタンス一覧が表示されます。[2] で Nova の Policy を変更していない場合は、一般ユーザーでアクセスできるのはここまです。 [2] のように Nova の Policy を変更した場合は、インスタンスの名前をクリックすると、インスタンスの詳細が確認できます。
[6] インスタンス詳細が表示されます。上部にある [Console] タブをクリックすると、インスタンスのコンソールにアクセスできます。
[7] インスタンスのコンソールにアクセスすると、Dashboard 上でインスタンスの操作を行うことができます。
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