Ubuntu 15.04
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SSLの設定2015/05/25

 
SSL通信ができるよう設定します。SMTPS は 465/TCP, POP3S は 995/TCP, IMAPS は 993/TCP を使用します。
[1]
まずはこちらを参照してSSL証明書を作成しておきます。
[2] Postfix と Dovecot の設定です。
root@mail:~#
vi /etc/postfix/main.cf
# 最終行: 以下4行追記

smtpd_use_tls = yes
smtpd_tls_cert_file = /etc/ssl/private/server.crt
smtpd_tls_key_file = /etc/ssl/private/server.key
smtpd_tls_session_cache_database = btree:${data_directory}/smtpd_scache
root@mail:~#
vi /etc/postfix/master.cf
# 28-30行目-以下コメント解除

smtps     inet  n       -       -       -       -       smtpd
  -o syslog_name=postfix/smtps
  -o smtpd_tls_wrappermode=yes

root@mail:~#
vi /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf
# 6行目:変更

ssl =
yes
# 12,13行目:コメント解除して証明書/鍵ファイル指定

ssl_cert = <
/etc/ssl/private/server.crt

ssl_key = <
/etc/ssl/private/server.key
root@mail:~#
systemctl restart postfix

root@mail:~#
systemctl restart dovecot

[3] クライアント側の設定です。
Windows Live メール の場合、以下のようにメールアカウントのプロパティを開き設定をしてやります。 以下の例は IMAP の場合ですが、POP の場合は受信メールの欄に 995 を入力します。
[4] 設定をして送受信をすると、クライアントPCに作成した独自証明書がインストールされていないため、 以下のような警告画面がでます。毎回以下のような画面が出るのは煩わしいので、独自証明書を FTP なり HTTP なりで クライアントPCに持ってきてインストールしておけばよいでしょう。
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