Ubuntu 11.04
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Webメールシステム - RoundCube2011/05/04

  RoundCube をインストールして、Yahoo メールや Hotmail のようなWebメールシステムを構築します。 ここの例ではメールサーバーにはローカルではなく、下記の通り、同一LAN内の別ホストのものを利用するように設定します。 よって、対象ホストにSMTP/IMAPサーバー導入済みが前提です。 またバックエンドでデータベースを使うため、MySQL, SQLite, PostgreSQL のいずれかを導入済みである必要があります。 ここではMySQL 導入済みを前提として進めます。

    www.srv.world     - RoundCube 導入サーバー
    mail.srv.world     - SMTP/IMAPサーバー

[1] RoundCube のインストールと設定
root@www:~#
aptitude -y install roundcube roundcube-mysql


# インストール中データベースの設定をするか聞かれるので「Yes」



# データベースに何を使うか選択。ここでは「MySQL」を選択した。



# MySQLのrootパスワードを入力



# RoundCube用DBのパスワードを設定



# RoundCube用DBパスワードの確認再入力



root@www:~#
vi /etc/roundcube/main.inc.php


# 29行目:ログの日付形式を「年-月-日 時:分:秒」に変更

$rcmail_config['log_date_format'] = '
Y-M-d H:i:s O
';

# 68行目:IMAPサーバーを指定 (SSL経由)

$rcmail_config['default_host'] = '
ssl://mail.srv.world
';

# 71行目:IMAPポート変更 (SSL経由)

$rcmail_config['default_port'] =
993
;

# 124行目:SMTPサーバーを指定 (SSL経由)

$rcmail_config['smtp_server'] = '
ssl://mail.srv.world
';

# 127行目:SMTPポート変更 (SSL経由)

$rcmail_config['smtp_port'] =
465
;

# 131行目:変更 ( SMTP認証にIMAP認証と同じユーザー名を使う )

$rcmail_config['smtp_user'] = '
%u
';

# 135行目:変更 ( SMTP認証にIMAP認証と同じパスワードを使う )

$rcmail_config['smtp_pass'] = '
%p
';

# 151行目:SMTP HELO host を指定

$rcmail_config['smtp_helo_host'] = '
mail.srv.world
';

# 243行目:ドメインを指定

$rcmail_config['mail_domain'] = '
srv.world
';

# 261行目:UserAgent変更

$rcmail_config['useragent'] = '
Server World Webmail
';

# 264行目:表示画面のタイトルを変更

$rcmail_config['product_name'] = '
Server World Webmail
';

# 341行目:日本語に変更

$rcmail_config['language'] = '
ja_JP
';

# 347行目:表示画面の日付形式を「年.月.日 時:分」に変更

$rcmail_config['date_long'] = '
Y.m.d H:i
';

root@www:~#
vi /etc/roundcube/apache.conf


# 4行目:コメント解除

Alias /roundcube /var/lib/roundcube

root@www:~#
/etc/init.d/apache2 restart

* Restarting web server apache2
... waiting ...done.
[2] ブラウザから「http://(サーバーのホスト名またはIPアドレス)/roundcube/」にアクセスします。すると 以下のようにログイン画面になるのでユーザー名とパスワードを入力してログインします。
 
[3] ログインできました。
 
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