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データベース作成2011/03/29

 
データベースを作成してみます。
[1] Oracle ユーザーでXターミナルにログインし、「dbca」とコマンドをうちます。すると以下の画面が起動します。 「Next」をクリックして次へ進みます。
[2] 「Create Database」を選択して次へ。
[3] 今回は上段の「General Purpose ~」で進めます。一般的なデータベース作成用です。 2番目は詳細な設定をする場合、3番目は検索処理が多いデータベース向けです。
[4] グローバル・データベース名と識別子(SID)を入力します。グローバルデータベース名は通常 (任意の名前).(ドメイン名)で入力します。識別子は(任意の名前)のところと同じものが自動的に入ります。 ここではサーバーのホスト名と同じものですすめます。
[5] ここではデフォルトのまま次へ進みます。下段のチェックが入っていない2項目は、 上がアラート通知の有効化(SMTPサーバが必要)、下が日次バックアップの有効化です。
[6] パスワードの設定です。セキュリティ上は、表示のユーザー毎に個別のパスワードを設定するのが望ましいです。
[7] デフォルトの「File System」まま次へ進みます。
中段は「自動ストレージ管理」で複数のストレージを一つにまとめて扱うことができるものです。 グリッド構成にする場合はこれが推奨らしいです。
下段はOSのファイルシステムは使わず、ディスクに直接I/O処理します。OSから管理はできませんがパフォーマンスは向上します。
[8] リカバリ構成の設定です。変更したい場合は変更してください。
[9] サンプルスキーマとカスタムスクリプトの設定です。サンプルスキーマやスクリプトを追加する場合は設定してください。
[10] メモリーの設定です。設定したいメモリーサイズを指定してください。設定したら隣のタブに移ってください。
[11] Oracleに同時接続できるプロセス数を指定します。
[12] 文字コードの設定です。設定したい文字コードを指定してください。
[13] 接続モードの選択です。クライアントの接続が少ない場合は上側の専用サーバーモードにします。 クライアントの接続が多い場合は下側の共有サーバーモードを選択した方がよいでしょう。
[14] ストレージのパラメータ等を確認・設定します。一通り確認して変更したい箇所は変更してください。
[15] 設定完了です。「Finish」ボタンをクリックします。
[16] 画面をスクロールしていって設定を確認し、よければ「OK」をクリックします。するとデータベースの作成が開始されます。
[17] データベースが作成されます。環境にもよりますが、ある程度時間がかかります。
[18] データベースの作成が終わると以下の画面になるので「Exit」をクリックして終了します。
[19] [18]のデータベースの終了画面で出ていた「The Database Control URL is *****」 の "*****" のURLへ Webブラウザからアクセスします。すると以下のようにログイン画面になりますので、[6]の項で設定したユーザーとパスワードを入力して ログインします。
[20] ログインできました。ここから様々な管理操作ができます。
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