Rocky Linux 8
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KVM : 仮想マシンを作成する
2021/07/27
 
ゲスト OS をインストールして仮想マシンを作成します。当例ではホスト OS と同じ Rocky Linux 8 をインストールします。
[1] 当例では、事前に Rocky Linux 8 インストール用 ISO ファイルを適当なディレクトリにダウンロードして (下例では [/home] 配下)、ISO ファイルからテキストモードでインストールします。
直接コンソールからでも、リモートから Putty 等のエミュレータ経由からでも実行可能です。
また、デフォルトでは仮想マシンのイメージの保管場所 (ストレージプール) は [/var/lib/libvirt/images] となっていますが、当例では別パスにストレージプールを作成して進めます。(自身が覚えやすいパスならばどこでも OK)
# ストレージプール ディレクトリ作成

[root@dlp ~]#
mkdir -p /var/kvm/images

[root@dlp ~]#
virt-install \
--name rocky8 \
--ram 4096 \
--disk path=/var/kvm/images/rocky8.img,size=30 \
--vcpus 2 \
--os-variant rhel8.4 \
--network bridge=br0 \
--graphics none \
--console pty,target_type=serial \
--location /home/Rocky-8.4-x86_64-dvd1.iso \
--extra-args 'console=ttyS0,115200n8 serial'
Starting install...  
# インストールが開始される
上例で指定しているオプションの意味です。その他多数のオプションは [man virt-install] で確認可能です。
--name 仮想マシンの名前を指定
--ram 仮想マシンのメモリ容量を指定 (単位は M)
--disk path=xxx,size=xxx [path=xxx] で仮想マシンのディスクの保管場所を指定 (デフォルトは [/var/lib/libvirt/images] 配下)
[size=xxx] で仮想マシンのディスク容量を指定 (単位は G)
--vcpus 仮想マシンの仮想 CPU 数を指定
--os-variant ゲスト OS の種類を指定
[# osinfo-query os] で指定可能な OS の種類を確認可能
--network 仮想マシンのネットワークタイプを指定
当例では [--network bridge=br0] として、ゲスト OS にブリッジ接続を指定
(br0 はインストールの項の [2] で設定したブリッジインターフェース)
物理マシンが複数の NIC を搭載し、且つ ブリッジインターフェースも複数を設定しており、且つ 仮想マシンからも同様に複数の ネットワークインターフェースを使用したい場合は、[--network xxx] を複数行で指定
--graphics グラフィクスを指定
spice, vnc, none 等が指定可
--console コンソールタイプを指定
--location インストール元を指定
--extra-args インストール時にカーネルに渡すパラメータを指定

[2] インストーラー起動後はテキストモードでインストール作業を進めます。テキストモードも基本は GUI と同様のため、インストール過程は割愛します。 インストールが完了すると、通常通り一旦システムが再起動し、以下のようにターミナル上にゲスト OS のログインプロンプトが表示されます。
Rocky Linux 8.4 (Green Obsidian)
Kernel 4.18.0-305.3.1.el8_4.x86_64 on an x86_64

Activate the web console with: systemctl enable --now cockpit.socket

localhost login:
[3] ゲスト OS 側からホスト OS 側へのコンソールの切り替えは Ctrl + ] キーです。
ホスト OS 側からゲスト OS 側へのコンソールの切り替えは [virsh console (仮想マシン名)] とコマンドを入力します。
[root@localhost ~]#      # Ctrl + ] キー
[root@dlp ~]#            # ホスト側のコンソールに切り替わった

[root@dlp ~]# virsh console rocky8    # ゲストOS のコンソールに切り替え
Connected to domain centos-st8
Escape character is ^]   # Enter キー押下

[root@localhost ~]#      # ゲスト側のコンソールに切り替わった
[4] 作成した仮想マシンは容易に複製可能です。
[root@dlp ~]#
virt-clone --original rocky8 --name template --file /var/kvm/images/template.img

Allocating 'template.img'                                   |  30 GB  00:02

Clone 'template' created successfully.

# ディスクイメージ

[root@dlp ~]#
ll /var/kvm/images/template.img

-rw-------. 1 root root 2310012928 Jul 27 10:13 /var/kvm/images/template.img
# 定義ファイル

[root@dlp ~]#
ll /etc/libvirt/qemu/template.xml

-rw-------. 1 root root 4923 Jul 27 10:13 /etc/libvirt/qemu/template.xml
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