初期設定 : ファイアウォール2024/04/24 |
ファイアウォールと SELinux の設定についてです。
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[1] | ファイアウォールサービスの現在の状態は以下のようにして確認できます。(デフォルトは有効) |
[root@localhost ~]# systemctl status firewalld * firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled; preset> Drop-In: /usr/lib/systemd/system/service.d +-- 10-timeout-abort.conf Active: active (running) since Wed 2024-04-24 09:37:26 JST; 7min ago Docs: man:firewalld(1) Main PID: 868 (firewalld) Tasks: 2 (limit: 4637) Memory: 42.2M (peak: 42.4M) CPU: 244ms CGroup: /system.slice/firewalld.service ..... ..... # Active: active (running) *** の状態は稼働中 |
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ファイアウォールサービスを利用する場合、デフォルトではインバウンド通信はほぼ許可されていないため、
サーバーに設定/公開するサービス/アプリケーションに応じて、許可の設定が必要になります。
ファイアウォールサービスの基本的な操作/設定方法はこちらを参照ください (CentOS Stream 9)。 なお、当サイトの Fedora 40 設定例は、全て、ファイアウォールサービス稼働中の環境を前提としていますので、各ページには必要に応じて許可設定を記載しています。 |
[3] | もし、自身のネットワーク内で、設定対象とするサーバーの上位にファイアウォール機器が設置されており、 サーバー側ではファイアウォールサービスは必要ないといった場合は、以下のようにして停止可能です。 |
# 自動起動設定を無効にする [root@localhost ~]# systemctl disable firewalld Removed "/etc/systemd/system/multi-user.target.wants/firewalld.service". Removed "/etc/systemd/system/dbus-org.fedoraproject.FirewallD1.service". |
初期設定 : SELinux
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[4] | SELinux (Security-Enhanced Linux) の現在の状態は以下のようにして確認できます。(デフォルトは有効) |
[root@localhost ~]# getenforce
Enforcing # SELinux は有効な状態
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SELinux を利用する場合、通常の Linux アクセス権の設定は問題なくとも、SELinux
のアクセス制御によってアクセスが拒否され、サービス/アプリケーションが期待通りの動作をしないといった場合が発生します。
そのため、サーバーに設定/公開するサービス/アプリケーションによっては、SELinux ポリシーに対して、手動でのアクセス許可の設定が必要になる場合があります。
SELinux の基本的な操作/設定方法はこちらを参照ください (CentOS Stream 9)。 なお、当サイトの Fedora 40 設定例は、全て、[SELinux = Enforcing] の環境を前提としていますので、各ページには必要に応じて許可設定を記載しています。 |
[6] | もし、設定対象とするサーバーが安全な社内のみの利用である等の理由で SELinux を無効にしたいといった場合は、以下のように設定して無効化できます。 |
# SELinux を無効にする [root@localhost ~]# grubby --update-kernel ALL --args selinux=0
# SELinux 有効に戻す場合は以下 (変更後は要再起動) [root@localhost ~]# grubby --update-kernel ALL --remove-args selinux |
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