Fedora 38
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FTP : Vsftpd インストール2023/04/28

 
Vsftpd をインストールして、ファイル転送用に FTP サーバーを構築します。
[1] Vsftpd をインストールして設定します。
[root@www ~]#
dnf -y install vsftpd
[root@www ~]#
vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
# 12行目 : [NO] になっているか確認 (匿名ログイン禁止)

anonymous_enable=NO
# 100,101行目 : コメント解除して chroot 有効化
# chroot ディレクトリ配下の書き込み許可設定を追記

chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
allow_writeable_chroot=YES
# 103行目 : コメント解除 (chroot リストファイル指定)

chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
# 109行目 : コメント解除 (ディレクトリごと一括での転送有効)

ls_recurse_enable=YES
# 114行目 : 変更 (IPv4 のみをリスンする場合)
# IPv4 と IPv6 の両方をリスンする場合は [NO] で OK

listen=
YES
# 123行目 : 変更 (もし不要なら IPv6 はリスンしない)
# IPv4 と IPv6 の両方をリスンする場合は [YES]

listen_ipv6=
NO
# 最終行へ追記
# ルートディレクトリ指定 (指定しない場合はホームディレクトリがルートディレクトリとなる)

local_root=public_html
# ローカルタイムを使う

use_localtime=YES
[root@www ~]#
vi /etc/vsftpd/chroot_list
# chroot を適用しない (上層への [cd] を許可する) ユーザーを追加

fedora
[root@www ~]#
systemctl enable --now vsftpd

[2] Firewalld を有効にしている場合は FTP サービスの許可が必要です。
[root@www ~]#
firewall-cmd --add-service=ftp

success
[root@www ~]#
firewall-cmd --runtime-to-permanent

success
[3] SELinux を有効にしている場合は ブール値の変更が必要です。
[root@www ~]#
setsebool -P ftpd_full_access on

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