Fedora 27
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FTPサーバー : Vsftpd インストール2017/12/19

 
Vsftpd をインストールして、ファイル転送用に FTP サーバーを構築します。
[1] Vsftpd をインストールして設定します。
[root@www ~]#
dnf -y install vsftpd
[root@www ~]#
vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
# 12行目:匿名ログイン禁止

anonymous_enable=
NO
# 82,83行目:コメント解除 ( アスキーモードでの転送を許可 )

ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
# 100,101行目:コメント解除 ( chroot有効 )

chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
# 103行目:コメント解除 ( chroot リストファイル指定 )

chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
# 109行目:コメント解除 ( ディレクトリごと一括での転送有効 )

ls_recurse_enable=YES
# 114行目:変更 ( IPv4のみをリスンする場合 )

# IPv4 と IPv6 の両方をリスンする場合はNOでOK

listen=
YES
# 123行目:変更 ( もし不要なら IPv6 はリスンしない )

# IPv4とIPv6 の両方をリスンする場合はYES

listen_ipv6=
NO
# 最終行へ追記

# ルートディレクトリ指定 (指定しない場合はホームディレクトリがルートディレクトリとなる)

local_root=public_html
# ローカルタイムを使う

use_localtime=YES
# seccomp filter をオフにする ( ログインに失敗する場合はオフにする )

seccomp_sandbox=NO
[root@www ~]#
vi /etc/vsftpd/chroot_list
# chroot を適用しない (上層への cd を許可する) ユーザーを追加

fedora
[root@www ~]#
systemctl start vsftpd

[root@www ~]#
systemctl enable vsftpd

[2] Firewalld を有効にしている場合は FTP サービスの許可が必要です。
Firewalld 有効 且つ PASV モード有効の場合は、下記の [ftp] サービス許可に加えて、こちらの設定例も参照ください
[root@www ~]#
vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
# 最終行に追記:PASVモード無効

pasv_enable=NO
[root@www ~]#
systemctl restart vsftpd
[root@www ~]#
firewall-cmd --add-service=ftp --permanent

success
[root@www ~]#
firewall-cmd --reload

success
[3] SELinux を有効にしている場合は ブール値の変更が必要です。
[root@www ~]#
setsebool -P ftpd_full_access on

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