mod_proxy で負荷分散2010/06/03 |
mod_proxy で特定のコンテンツへのリクエストを別のWebサーバーに転送します。
いわゆるリバースプロキシとしての設定です。ここでの設定は下記の通りです。
(1) dlp.srv.world [10.0.0.30] - Webサーバー#1 (2) www.srv.world [10.0.0.31] - Webサーバー#2 (1)のサーバーの /proxy 以下のリクエストを(2)のサーバーの /test 以下へ転送するようにします。 |
|
[1] | mod_proxy は Fedora の Apache のパッケージではデフォルトで組み込まれていて有効になっています。 そのため機能を使うには設定をしてやるだけです。 |
[root@dlp ‾]# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf # 最終行に追記 # 転送元ディレクトリ <Location /proxy> # 転送先サーバとディレクトリ ProxyPass http://www.srv.world/test ProxyPassReverse http://www.srv.world/test </Location> # 「ProxyPassReverse」はHTTP レスポンスの Location, Content-Location, URI-header を
書き換えるためのディレクティブで、特に指定がなければ「ProxyPass」と同じものを指定しておけばよい。 [root@dlp ‾]# /etc/rc.d/init.d/httpd restart Stopping httpd: [ OK ] Starting httpd: [ OK ] |
ブラウザからアクセスしてみます。 まずは転送設定していないところへアクセスしてみます。通常通りURLで指定したサーバーが応答しています。 | |
転送設定をした /proxy へアクセスしてみます。設定通りバックエンドのサーバーが応答しています。 | |
Sponsored Link |
|