CentOS Stream 9
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Usermin : インストール2022/07/22

 
Web ブラウザーから一般ユーザーが自身のパスワード変更等の管理操作を行うことができる Usermin をインストールします。
[1] 必要な Perl モジュールをインストールしておきます。
# EPEL からインストール

[root@dlp ~]#
dnf --enablerepo=epel -y install perl perl-Net-SSLeay perl-Authen-PAM
[2] Usermin のインストールです。公式サイトで最新バージョンを確認の上、インストールください。
⇒ http://download.webmin.com/download/yum/
[root@dlp ~]#
dnf -y install http://download.webmin.com/download/yum/usermin-1.852-1.noarch.rpm
[root@dlp ~]#
vi /etc/usermin/miniserv.conf
# 最終行 : アクセス許可する IP アドレスを追記

allow=127.0.0.1 10.0.0.0/24
# root ログインは禁止する

denyusers=root
[root@dlp ~]#
systemctl restart usermin
[3] SELinux を有効にしている場合は、ポリシーの変更が必要です。
[root@dlp ~]#
vi usermin.te
# 新規作成

module usermin 1.0;

require {
        type init_t;
        type var_t;
        class file { ioctl open read unlink };
}

#============= init_t ==============
allow init_t var_t:file { ioctl open read unlink };

[root@dlp ~]#
checkmodule -m -M -o usermin.mod usermin.te

[root@dlp ~]#
semodule_package --outfile usermin.pp --module usermin.mod

[root@dlp ~]#
semodule -i usermin.pp

[4] Firewalld を有効にしている場合は、サービスポートの許可が必要です。
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --add-port=20000/tcp

success
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --runtime-to-permanent

success
[5] アクセス許可したネットワーク内の任意のクライアントコンピューターで Web ブラウザーを起動し、[https://(サーバーのホスト名 または IP アドレス):20000/] へアクセスすると Usermin の ログイン画面が表示されます。任意の OS 一般ユーザーでログイン可能です。
[6] Usermin のメイン画面になります。ここからパスワード変更等々、様々な操作を行うことができます。
[7] 左メニュー [Usermin] - [Change Language] を選択し、右ペインの [Display in language] から言語の変更が可能です。
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