CentOS Stream 9
Sponsored Link

NextCloud : カレンダーを同期する2022/07/27

 
NextCloud 上のカレンダーとクライアントコンピューター上のカレンダーアプリを同期して利用できるよう設定します。
RFC 4791 で制定されている CalDAV プロトコルに対応したアプリケーションであれば、カレンダーが利用可能です。
当例では、Windows 11 にインストールした Thunderbird を例にします。
[1] 自身の NextCloud ユーザーで NextCloud Web にログインして、画面上部の [カレンダー] アイコンをクリックします。
次に、左メニューの自身のカレンダー名 (デフォルトは [個人]) の右の (...) アイコンをクリックして、メニューから [プライベートリンクをコピー] を選択します。 この状態で、クリップボードに自身のカレンダーへのアクセス URL がコピーされます。これは後ほどクライントアプリで入力するため、控えておきます。
当例の場合、以下のような URL がコピーされます。
⇒ https://dlp.srv.world/nextcloud/remote.php/dav/calendars/serverworld/personal/
[2] クライアントコンピューターの設定です。Windows 11 にインストールした Thunderbird を例にします。
Thunderbird 起動後のデフォルト画面で [カレンダー] アイコンをクリックしてセットアップウイザードを起動します。
[3] [ネットワークのサーバーに保存する] にチェックを入れて、[次へ] をクリックします。
[4] ユーザー名に自身の NextCloud ユーザー名、場所に [1] で確認したカレンダーへのアクセス URL を入力して [次へ] をクリックします。
[5] 自身の NextCloud ユーザーで認証します。
[6] [CalDAV] を選択して [購読] します。
[7] 接続に問題なければ、ワークスペースに戻ってきます。カレンダーを開くには、画面左部のカレンダーアイコンをクリックします。
[8] NextCloud 側で入力した予定が表示されているか確認します。また Thunderbird 側でも予定を新規追加して、NextCloud 側で参照できるか確認しておくとよいでしょう。
関連コンテンツ