CentOS 8
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Oracle Database 19c : Oracle Net リスナーの追加2020/07/15

 
クライアントとインスタンスがやりとりするためのネットワークサービスである Oracle Net リスナーを追加します。
[1] Oracle ユーザーでログインし [netca] とコマンドを入力します。
[oracle@dlp ~]$ netca

[2] リスナーの構成画面が起動します。上段の [リスナーを構成する] にチェックを入れて次へ進みます。
[3] そのまま次へ進みます。
[4] リスナーの名称を設定します。任意の名称で OK です。
[5] プロトコルを選択します。当例ではデフォルトの [TCP] で次へ進めます。
[6] ポートの設定です。当例ではデフォルトの [1521] で次へ進めます。
[7] リスナー設定をさらに追加をする場合は [Yes] を選択します。不要であれば [No] を選択して終了します。
[8] 設定完了です。[Next] ボタンクリック後、[Finish] ボタンを押下で終了します。
[9] 設定完了後は以下のように 設定したポート (当例では [1521]) で [tnslsnr] がリスン状態になります。また [tnsping] コマンドで応答が返ってくるようになります。
[oracle@dlp ~]$
ss -napt | grep 1521

TIME-WAIT  0       0                 10.0.0.30:59058            10.0.0.30:1521
LISTEN     0       128                       *:1521                     *:*      users:(("tnslsnr",pid=11061,fd=8))
TIME-WAIT  0       0        [::ffff:10.0.0.30]:1521    [::ffff:10.0.0.30]:59058

[oracle@dlp ~]$
tnsping localhost


TNS Ping Utility for Linux: Version 19.0.0.0.0 - Production on 14-JUL-2020 21:43:19

Copyright (c) 1997, 2019, Oracle.  All rights reserved.

Used parameter files:

Used HOSTNAME adapter to resolve the alias
Attempting to contact (DESCRIPTION=(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=))(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=127.0.0.1)(PORT=1521)))
OK (0 msec)
[10] Firewalld を有効にしている場合は、設定したポートの許可が必要です。
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --add-port=1521/tcp --permanent

success
[root@dlp ~]#
firewall-cmd --reload

success
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