PXE Boot : ネットワークインストール (キックスタート)2015/06/26 |
クライアントコンピュータから PXE サーバーに接続してネットワークインストールする際、キックスタートでインストールを自動化することが可能です。
インストール対象のクライアントコンピューターの台数が多い場合に便利です。
|
|
[1] |
こちらを参考に、ネットワークインストールの基本設定を実施しておきます。
|
[2] | キックスタートの設定です。 |
# rootパスワード生成 (後で入力するのでメモしておく) [root@dlp ~]# python -c 'import crypt,getpass; \
Password:print(crypt.crypt(getpass.getpass(), \ crypt.mksalt(crypt.METHOD_SHA512)))' $6$EC1T.oKN5f3seb20$y1WlMQ7Ih424OwOn..... mkdir /var/www/html/ks
[root@dlp ~]#
vi /var/www/html/ks/centos7-ks.cfg # 新規作成 install # 対話を自動進行 autostep # インストール完了後に再起動 reboot # 暗号化アルゴリズム auth --enableshadow --passalgo=sha512 # インストールソース url --url=http://10.0.0.30/centos7/ # インストールディスクを指定 ignoredisk --only-use=sda # キーボードレイアウト keyboard --vckeymap=jp106 --xlayouts='jp','us' # システムのロケール lang en_US.UTF-8 # ネットワーク設定 network --bootproto=dhcp --ipv6=auto --activate --hostname=localhost # 生成したrootパスワード rootpw --iscrypted $6$EC1T.oKN5f3seb20$y1WlMQ7Ih424OwOn..... # タイムゾーン timezone Asia/Tokyo --isUtc --nontp # ブートローダーの設定 bootloader --location=mbr --boot-drive=sda # パーティションテーブルは全て初期化 zerombr clearpart --all --initlabel # パーティションの設定 part /boot --fstype="xfs" --ondisk=sda --size=500 part pv.10 --fstype="lvmpv" --ondisk=sda --size=51200 volgroup VolGroup --pesize=4096 pv.10 logvol / --fstype="xfs" --size=20480 --name=root --vgname=VolGroup logvol swap --fstype="swap" --size=4096 --name=swap --vgname=VolGroup
%packages
@core
%end
chmod 644 /var/www/html/ks/centos7-ks.cfg
[root@dlp ~]#
vi /var/lib/tftpboot/pxelinux.cfg/default
timeout 100
menu title ########## PXE Boot Menu ##########default menu.c32 label 1 menu label ^1) Install CentOS 7 kernel centos7/vmlinuz # 以下変更:キックスタートファイル指定
append initrd=centos7/initrd.img
label 2ks=http://10.0.0.30/ks/centos7-ks.cfg
menu label ^2) Boot from local drive localboot |
[3] | ネットワークブートが有効な BIOS 設定のクライアントコンピュータを起動すると、PXEサーバーのメニューが表示されます。 10秒後に自動的にインストーラが開始し、自動的にインストールが進行しておきます。 放っておけばインストール終了後に自動的にシステムは再起動し、インストール完了します。 |
Sponsored Link |
|