CentOS 5
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Xmingによるリモート接続2010/05/03

  サーバーにGUIでリモート接続する方法です。
VNCのようにサーバーとクライアントの両方に アプリケーションをインストールするする必要がなく、サーバー側は若干の設定変更だけですみます。 クライアント側にはXmingという アプリケーションを使ってサーバーに接続します。

[1] まずはサーバー側の設定です。ターミナルを開き、GNOMEディスプレイマネージャの設定を変更します。
[root@dlp ~]#
vi /etc/gdm/custom.conf


# 47行目: 追記

[xdmcp]
Enable=true


[root@dlp ~]#
vi /etc/X11/fs/config


# 最終行: コメントにする

#
no-listen = tcp

[root@dlp ~]#
/etc/rc.d/init.d/xfs restart

[root@dlp ~]#
gdm


# gdm実行後以下の画面になるので'yes'を選択

[2] クライアント側の設定です。Windows XPを例に進めていきます。 まずはXmingを下記リンク先からダウンロードしてインストールします。 インストールはデフォルトのままでOKです。

      http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/xming/

[3] 「スタート」-「プログラム」-「Xming」-「XLaunch」を開きます。
 
[4] 以下のように設定します。ディスプレイ番号は「1」にでもしておきます。
 
[5] 以下のようにXDMCPを使うようにします。
 
[6] 接続先のホスト名、またはIPアドレスを入力します。
 
[6] 接続先のフォントサーバーのホスト名、またはIPアドレスを入力します。 また追加パラメータとして、スクリーンの領域幅を指定してやります。
 
[7] 「Save Configuration」ボタンをクリックして設定を適当な場所へ保存してやります。
 
[8] 保存した設定ファイルをダブルクリックして開きます。すると以下のようにログイン画面が表示されます。
 
[9] ユーザー名とパスワードを入力してログインした画面です。
 
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