Fedora 11
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バーチャルドメインの設定2009/06/17

  ホストに関連づけているドメイン名とは別のドメインも扱えるようにバーチャルドメインの設定をします。
新たに取得したドメイン名を virtual.info として、
userA が通常のドメイン名のアドレス userA@srv.world
userB が追加のドメイン名のアドレス userA@virtual.info
でメールを受け取れるように設定します。
外部からも利用できるようにするのであれば、 事前準備として、取得したドメインについて、レジストラでDNS登録を済ませておく必要があります。

[1] まずは下準備としてDNSに新しいドメインの定義を追加しておきます。
DNS設定についてはDNSサーバーの項を参照ください。

[2] SMTPサーバーにバーチャルドメインの設定をします。
[root@mail ~]#
vi /etc/postfix/main.cf


# 最終行へ以下2行追記

virtual_alias_domains = virtual.info
virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual


[root@mail ~]#
vi /etc/postfix/virtual


# 最初の行にでも追記

userA@virtual.info
userB


[root@mail ~]#
postmap /etc/postfix/virtual

[root@mail ~]#
/etc/rc.d/init.d/postfix restart

Shutting down postfix:
[ OK ]

Starting postfix:
[ OK ]
[3] 後は、いつも通りクライアントの設定をしてやれば完了です。 ただし、SSL通信をする場合は、今回の新たに取得したドメイン用の証明書も別に作らないと、いちいち警告がでることになります。

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