CentOS 6
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X11 Forwarding の設定2015/04/12

 
SSH X11 Forwarding 機能を使うと、SSH 接続したリモートホスト上の GUI アプリケーションをローカルで表示して利用することができます。
[1] SSH サーバー側で X11 Forwarding の設定をしておきます。
[root@dlp ~]#
vi /etc/ssh/sshd_config
# 110行目:コメント解除

X11Forwarding yes
X11DisplayOffset 10
[root@dlp ~]#
/etc/rc.d/init.d/sshd restart

クライアントからの利用方法 : CentOS
 
[2] ターミナルを起動し、X11 Forwarding を有効にしたサーバーへ、以下のように「ssh -XC xxx」と指定して SSH 接続します。
接続後、以下のコマンドを入力しておきます。
$ eval `dbus-launch --sh-syntax`
$ export DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS
$ export DBUS_SESSION_BUS_PID
[3] 以上の準備完了後、起動したいリモートサーバー上の GUI アプリケーションを実行します。例として、システムモニターを起動します。
[4] 以下のように、リモートサーバー上のシステムモニターがローカルで表示できました。
クライアントからの利用方法 : Windows
 
Windows クライアントからの利用方法です。Windows 8.1 にインストールした Putty を例にします。
[5]
まず最初に、追加で Xming というソフトウェアをインストールします。以下のサイトから「Xming-***-setup.exe」をダウンロードしてインストールします。 インストールは全てデフォルトのまま次へ次へで OK です。
⇒ http://sourceforge.jp/projects/sfnet_xming/
[6]
Xming インストール後、Putty を起動し、左メニューで X11 を選択し、右ペインで「Enable X11 forwarding」にチェックを入れます。 後は通常通り、接続先に X11 Forwarding を有効にしたサーバーを指定して接続します。
[7] リモートサーバーログイン後は、起動したいリモートサーバー上の GUI アプリケーションを実行します。例として、Libre Office Calc を起動します。
[8] 以下のように、リモートサーバー上の Libre Office Calc がローカルで表示できました。
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